理事長・院長挨拶
ご挨拶
医療法人社団玉藻会馬場病院 理事長・院長 馬場信二
馬場病院のホームページにアクセスしていただきありがとうございます。当院は1959年に設立されました。前理事長である馬場英三が現在の地に病院を開設したのが始まりであり、皆さまのおかげで、今日まで積極的に地域に根差した精神医療に取り組むことができたことを感謝いたします。当初は木造二階建てで34床でしたが、入院治療の要請増加に応じて徐々に病床は増加し、1990年に7階建ての南病棟が竣工した時は498床でした。2006年には県下で最初の精神科急性期治療病棟を開設しました。その後社会情勢の変化や治療法の発達もありダウンサイジングを繰り返し、今年(2025年)の4月より407床となりました。
昨今精神科病院での治療の対象となる疾患は多岐に渡り、当院でも多職種連携の下、従前の統合失調症、気分障害、知的障害、アルコールや薬物依存症のみならず、認知症、発達障害、適応障害、身体合併症医療と幅広く診療を行っています。 近年は薬物療法として重症患者さんの治療選択肢であるクロザピンを、また通院患者さんの利便性や再発防止に有用なLAI(持効性注射剤)を推進し、依存性等のリスクのあるベンゾジアゼピンの減量を進めています。アドヒアランス向上に資する外来一包化調剤率は80%となっております。また抗精神病薬単剤化率は60%となっております。
精神科の診療は早期の介入が必要なことも多いことから、当院では外来受診は予約不要で、混雑時はお待ちいただくこともありますが、初診がずっと先になるような事はありません。香川県の精神科救急医療当番では毎月10回以上輪番を担当しており、必要な時には速やかに入院治療が受けられます。 重篤、難治例、治療困難とされる患者さんでも誠心誠意寄り添い、あきらめずに工夫して診療していきます。精神科の治療、予防は長期戦です。根気よくデイケアや訪問看護や院外の医療資源と協力して社会復帰を目標とします。専門家としての知見、良識、経験に基づいて、いつでも、安心して、安全に適切な精神科専門医療が受けられる病院を目指します。 皆様のご期待に応えられるよう精神科医療の質の向上に努め、地域社会に貢献していけるよう職員一丸となって取り組んで参ります。今後大きな建て替えやリフォームを計画しており、更に現代的に変わっていく予定です。
精神科の病状でお困りの御本人、あるいは御家族の皆様、また、医療機関や施設や行政機関で精神科疾患の対応に苦慮される場合はご遠慮なく当院にお気軽にご相談下さい。
皆さまより一層のご支援、ご鞭撻のほど、宜しくお願い申し上げます。
2025.4.1